<DAY193>ロードバランサーとは
●9/02(月)
●学習日数 193日
●学習時間(本日)3時間
●累計学習時間 827.0時間
●一日あたりの平均学習時間 4.34時間
ロードバランサとは?
ロードバランサとは、インターネット等の外部ネットワークからのリクエストを複数のサーバに割り振る装置です。これによって、ネットワークの負荷を分散(ロードバランシング)することができます。
ロードバランサを利用する理由
次にロードバランサを利用する理由です。
こちらは、スマートフォンのブラウザで動くゲームAを例に説明します。
このゲームAでは、常時100人以上の人がアクセスしています。このゲーム用のサーバは同時に100アクセスであれば1台のサーバで対応できるものの、ブラウザのゲームなので画面が変わるたびにアクセスが発生します。そうなると常時100人以上の人がアクセスしている場合、サーバへのアクセス数はその数倍となる300〜500アクセスとなります。そのため、1台のサーバでは処理できません。
このような時にロードバランサを利用します。例えば、ロードバランサに6台のサーバを配下に持たせます。こうすることで1台では100アクセスしか対応できなかったものが、6台あるので600アクセス(6台×100アクセス)まで対応できるようになります。
さらにこのゲームでは6台配下に持たせているので、1台サーバが停止しても500アクセス受け付けられるのでユーザには影響ありません。つまり、サーバ障害に強い構成にすることができます。
そして、最近ではSSLという暗号を利用したWeb用の通信(HTTPS通信)が推奨されていますが、ロードバランサを利用することでロードバランサにそのSSLの設定を行うことで、ロードバランサ配下のサーバにはSSLの設定が不要にすることができます。
これによって、サーバ自体の設定を簡略することができます。